FXでこれから利益を出していく際に、一番必要な事って何?って聞かれることがあります。
専門用語・利益を出す手法・時間・資金etc…
色々あると思いますが、私の中で一番必要な知識はリスク管理です。
専門用語や手法などは後からでも何とかなります。
ですが、リスク管理をしっかりしておかないと、手法を展開していく前に資金が底をつき、相場の世界から退場しなければならなくなります。
退場するだけに留まらず、借金を背負ってしまう人もいます。
FXって借金になるイメージがあるよね
借金はイヤだな…
なので、最初の記事は私が一番必要だと思う知識、【リスク管理】について徹底解説していきます!
はじめに必要な知識を入れておけば、借金になるなんて事は、ほぼありません!
これからFXをはじめる方・続けてきたけどイマイチ成果が出ない方は今回の内容を頭に入れておきましょう。
リスク管理が必要な理由
リスク管理というのは言葉通り、リスク(危険)の度合いを管理する事です。
行動を起こそうとすると必ずリスクが発生します。
例えばですが、自動車を運転する場合だと、自分は安全に運転していても対向車が暴走していれば事故を起こしますよね。
このように想定外の出来事が生活の中で起こる可能性があります。
世の中に確実なものは何もありません。
ですが、起こる可能性があるリスクを想定することで、それを回避することが出来る様になります。
不確実性の中から確実性を高める事でリスクを減らし、結果、FXの世界で利益を稼ぐ事が出来ます。
難しいなぁ…分かりやすくならない?
FXを始めて行く上で必要な内容を簡単にまとめてみました。
これらを行う事でFXの世界で戦うことが出来ます。
それぞれの詳細を次は解説していきますね。
起こる可能性があるリスクを回避する方法
先ほども説明しましたが、まず大事になるのがリスクを回避することです。
FXの世界の場合だと、リスク=損失になります。
つまり、損失を回避することが出来れば当然ですが負けません。
損失を回避し、なおかつ、利益を出せるルール(手法)を作っていきましょう
ルール作りのポイント
エントリーパターンってどういった物にすればいいの?
エントリーパターン・決済パターンは人それぞれになります。
なので、【このパターンが良い!】というのは、個人の話になってしまうので、絶対はありません。
決めるうえで大事なのは以下になります。
- 生活スタイルに合った時間軸を使う(夜しか出来ないなら短期もしくは長期)
- 勝率(高い勝率の場合エントリー数が少なくなる可能性が高い)
私が一番大事だと思うのは生活スタイルに合った時間軸を使うですね。
日中は会社に働いている、夜はプライベートも優先したいので、短期足は出来ません。
なのでデイトレ~スイングでトレードをしています。
こうったように自分に合ったパターンは人それぞれになりますので、理想のパターンを探してみてくださいね。
注意点ですが、ルールを決め、【いざ、トレード!】となった際、トレードパターンではない相場というのはよくあります。
その時に自分のルール以外で【ここなら勝てそう】と安易に思ってしまい、トレードして損失…というのはよく聞きます、そして私もありました。
なので、自分のトレードルールを決めたら、それ以外の時はトレードしないようにしてくださいね。
もし、それ以外でもトレードしたい場合は、新しくトレードルールを作成してからトレードするようにしましょう。
通貨選びのポイント
パターンが決まった場合、次に重要になってくるのが、通貨の流動性になります。
通貨選びもパターン同様に大事になってきます。
流動性の高い通貨は安定した値動きになります。
低い通貨の場合は急な値動きが発生しやすいです。
なぜ、そのような事になるのか、それは通貨の支配率が違うから。
例えばですが、1つの通貨を10人が持っており、そのうちの1人が90%をシェアしていたとします。
その1人が売りで仕掛けた場合、どうなるでしょうか?
相場は大暴落してしまいます。
ですが、流動性の高い通貨は1人のシェア数が低くなるので、大暴落は起きにくくなります。
なので、本来の値動きが起きやすいという訳です。
以上の理由から、トレードをするなら流動性の高い通貨を選ぶようにしましょう。
どんなに良いエサや道具を使っても魚がいないところでは釣れる事はありません。
しっかりしたポイントを探すことも大事ですよ。
ちなみに流動性の高い通貨のランキングはこのようになります。
1位 | EUR/USD(ユーロ/米ドル) | 6位 | USD/CNY (米ドル/人民元) |
2位 | USD/JPY(米ドル/日本円) | 7位 | USD/CHF (米ドル/スイスフラン) |
3位 | GBP/USD (英ポンド/米ドル) | 8位 | USD/HKD (米ドル/香港ドル) |
4位 | AUD/USD (豪ドル/米ドル) | 9位 | EUR/GBP (ユーロ/英ポンド) |
5位 | USD/CAD (米ドル/カナダドル) | 10位 | USD/KRW (米ドル/韓国ウォン) |
通貨によって動き方に特長がありますので、注意が必要です。
全通貨が同じ動き方をしないので、自分に合った通貨を選択してくださいね。
想定外の出来事への対処する方法
ルール作り・通貨選びで良い選択をすることで、リスクを回避することを伝えてきました。
ですが、どれだけ良い選択をしても、リスクを完全に回避することは出来ません。
なので、次はリスクが発生したときに対処する方法を伝えていきます。
リスクが発生しても回避出来るのは安心できるね!
トレードをする時は必ず損切ポイントを設定する
FXをしていると想定外の値動きが起こる可能性があります。
その時にチャートを見ていればすぐに対処することが出来ますが、別の用事をしている場合は対処する事が出来ません。
そして、用事を済ませた後にチャートを見るとロスカットを受けている、なんてことも…。
そうならない為に、トレードをする時は、必ず損切ポイントを設定してからトレードをしましょう。
損切ポイントはどこに設定するの?
自分のルールに沿った所だよ
損切ポイントの設定位置はエントリーポイントと一緒で人それぞれとなります。
例えばですが、私の場合は買いで入る時は、前回安値の少し下に設定しています。
理由はですが、トレード方法がダウ理論のトレンドに沿ってトレードしているので、決済ポイントも明確なトレンド転換が起こった時としているからです。※ダウ理論のトレンドについては別で紹介予定です。
あくまで、私の場合になりますので、エントリーポイント同様、自分に合った損切ポイントを作ることが大事ですよ!
資金に合わせてポジションサイジングを行う
エントリーポイント・損切ポイントの決め方を説明してきました。
次に必要なことがポジションサイジングです。
自分の資産に沿ってlot数(取引量)を決めることが大事です。
10万円しか持っていないのに、1000万円の人と同じlot数でトレードするとどうなるか予想出来ますよね。
1回のトレードで借金になる可能性が出てきます。
買い物する際に、財布の中身を確認してから買うのと同じですね。
自分の資産に合わせたlot数でトレードしましょう。
私の場合は損失が資産の5%以下になるようにしています。
資産が10万円の場合、5%となると5千円になります。
なので、損切ポイントが-100pipsの場合はlot数は5千通貨になります。
このようにトレードの状況によって、lot数を変更するようにしていきましょう。
この、ポジションサイジングは今回の記事で私が一番伝えたかったことになります。
これを行っていれば、FXの世界から退場したり借金したりすることは、ほぼありません。
そして、利益を得る場合はどんどん大きくなってきます。
回数 | 負け | 勝ち |
0回目 | 100000 | 100000 |
1回目 | 95000 | 105000 |
2回目 | 90250 | 110250 |
3回目 | 85737 | 115762 |
4回目 | 81450 | 121550 |
5回目 | 77377 | 127627 |
負けの場合、損失額がだんだんと減っているのがわかりますね、逆に勝ちは増えていますね。
損失額を%にすることで、たとえ負け続けていても、相場の世界から退場することは遅らせることが出来ます。
そして、その間に問題点を修正すれば今度は利益の量を増やす事が出来ます!
なので、損失額は【金額】ではなく、【%】で決めましょう!
ちなみに、私は今の手法を身につけるまで、負け続けていました(笑)
ですが、損失額は%で決めるようにしていたので、FXの世界から退場することもなく、利益を増やせることが出来ました。
なので、この考えが大事なのは身をもって理解しています。
みなさんも真似してください!
まとめ
- リスクは想定していれば回避することが出来る
- 自分の作ったトレードルール以外でトレードしない
- トレードするなら人気の通貨にする
- 損失額を決めるのが何より大事
今回はリスク管理について解説しました。
トレードするにおいてリスク回避の大事さが伝わっていたら嬉しいです。
最初にも言いましたが、今回の内容はトレードする上で一番必要な内容になります。
チャートでの説明もなかったので、あれですが、次からの記事はチャートも交えて説明しようかなと思います。
次の記事も私の中で必要な情報を提供していきますね。
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