トレードをしていると、普段だとトレードしているポイントなのに、トレードしていない場合があります。
逆に、トレードしないポイントでトレードしているパターンも。
気付かない内に手法が変わっているかもしれないよ
どちらも、その時は利益になることもあるかもしれませんが、そんなトレードを繰り返していると、損失になる日もそう遠くありません。
なので、今回は過去の自分を見直すために使うトレード履歴について紹介していきます。
知らず知らずのうちにトレード手法は微妙に変わっていく可能性があります。
そんな時に、トレード履歴を見る事で、変化点が気付ける可能性があるかもしれませんよ。
履歴を取る必要性
これはFXに限った話ではありません。
どの業種の仕事でも、履歴管理は行っています。
その理由として、クレーム(問題)が発生した時に、過去に行った作業は問題無かったかを確認する為です。
ISO(国際標準化機構)規格という企業にとって取得するとイメージアップする規格の取得条件にも履歴管理は必須となっています。
FXにおいても、あとで履歴を見返すことで問題(損失となるトレード)が発生していたか確認出来るようにした方が絶対に良いです。
今ではなく、未来のために、履歴を残していきましょう。
トレード履歴の作成方法
トレード履歴の作成方法は特に決まっていませんが、エクセルを使用して作成すると良いですよ。
作成する際にあると良い項目ですが、
- トレード日(エントリー/決済)
- トレード通貨
- トレードに使用した時間足(マルチタイムフレームを活用したならその時間足も)
- トレードした際のチャート
- エントリー理由
- 決済理由
- その他
これらの項目があるといいです。
上記の項目はあくまで、参考なので、必要ないと思えば使わなくても構わないです。
自分に合った内容で作成して、足りなければ足していくという感じでするのも良いですね。
また、エクセルで作成するといいと説明しましたが、印刷して手書きで書いてもいいですし、面倒な場合はチャート画像だけ残すのも良いですよ。
大事なのは、自分が可能な範囲で無理なく続けられる作成です。
途中であきらめるくらいなら
無理しない程度にした方が良いよ
良い物を作ろうと頑張りすぎて、作るのが面倒くさくなり、作成しなくなる…
そうなってしまうと、どんな良い物でも機能しなくなるので、まずは履歴を作り続けるということが大事になります。
トレード履歴の活用方法
トレードを行っていき、ある程度履歴を溜めると確認が出来る様になります。
確認する内容としては
- トレードタイミング(エントリー/決済)はルール通り行われているか
- エントリー(決済)ルールが複数ある場合、それぞれで利益は出ているのか
- 使用する通貨によって勝率は変わっていないか
これらを確認することで、自分のトレード手法が問題無いかの確認をする事が出来ます。
トレードタイミングがズレている場合、修正が必要です。
エントリールールによって損失が大きい物がある場合も修正が必要です。
通貨によって勝率が変わる場合はその通貨でのトレードをやめる必要に気付けます。
流動性の高い通貨と低い通貨では値動きに違いが出てきます。
トレード時は気付けない所も、トレード履歴を見直すことで第三者の目線で見れるため、異常なトレードに気付くことが出来るかもしれません。
問題点はどこにあるか、問題点の改善策は何か、改善後の確認をしてどう変化したか、変化を見てどう対応するか。
トレード履歴からPDCAサイクルを回し、自分のトレードの見直しをしていきましょう。
まとめ
- トレード履歴を取る事で、過去の見直しが出来る
- トレード履歴の作成項目は複数ある
- 作成が面倒な人はなるべく簡易で済ます
- 無理なく継続して履歴を残すことが大事
- 見直すことで、問題点に気付けることがある
今回はトレード履歴について解説してきました。
私は昔、履歴を取っておらず、利益・損失もその日暮らしの生活をしていました。
ですが、履歴を取ってからは問題点があることにも気づく事が出来、より利益を増やす事が出来る様になったので、みなさんも履歴を取ってみてください。
誰に見せる物でもないので、オリジナル性のある履歴を作ってみましょう!
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